おさらい・・・③

ウチナーとれいだ~

2006年10月04日 20:36


 本日は決算書の見方として貸借対照表を解説します
貸借対照表とは企業の財政状況を把握できます

貸借対照表には簡単に見ると資産の部、負債の部、資本の部の3部構成になってます
☆資産・・・・調達した資本をどのように運用されているか
☆負債・・・・債権者から借入れて調達した資本(他人資本)
☆資本・・・・株主から預かっている資本(自己資本)

貸借対照表の表は左側に資産合計、右側に負債及び資本合計があり、
両方は同じ数字になってるはずです。 
資産 = 負債 + 資本

項目については(資産)
☆流動資産・・・・1年以内に現金化される資産のこと
☆固定資産・・・・長期に保有する資産。大きく分けて次の3つ
建物や土地などの有形固定資産
いろいろな権利やソフトウェアの無形固定資産
投資有価証券や長期貸付金などの投資その他の資産
などがあります

(負債)
☆流動負債・・・・1年以内に支払われる負債
☆固定負債・・・・1年以降に支払われる負債

(資本)
☆資本金・・・・株式の発行などによって調達されたお金
☆資本剰余金・・・・株式の発行等によって調達されたお金のうち資本金に組入れないお金
☆利益剰余金・・・・企業内部に留保されている利益
流動資産 + 固定資産 = 
      流動負債 + 固定負債 + 資本金 + 資本剰余金 + 利益剰余金 

負債だけ減っても資産が減ります
負債が減って資産が維持できてれば自己資本が増えてる事になります
そういう会社が理想です
いくら資産があっても負債だらけは良くないですよ

ちょっと難しい内容だが今の自分にはこれくらいの説明が精一杯です 
貸借対照表を手元において見てくれたらちょっとはわかるかも